もしも
もしも、あなたがいなくなったら、そんな世の中を考えています。ありふれた日々にしか描けない、今日という日に、溺れながら。意味不明な作詞を考えて生きていても。終わることしか考えていない、今日という日々を。
ああ、今日も必死で生き抜けているよ。その奇跡を何というのか。ほかに呼び名は知らない。
十分後も、それ以降もあなたを思っているよ。なんて気持ち悪いこと考えている。
誰かを愛したことはない。それでも続く今日を生きて生きて、夜明け前を待ち望んでいるのは私だけではないはずだ。
ゆらり、続く意味のない道を選び続けた今日という日々を。